【レンズ】ボケと画質が魅力!単焦点レンズのススメ
カメラが楽しくなる。魅力溢れる単焦点レンズ
今日はレンズについて書いていきたい。
レンズは大きく分けて、
単焦点レンズとズームレンズがある。
今日は単焦点レンズについての記事である。
単焦点レンズにはどんな特徴があるのか?
さっそく、
単焦点レンズのメリット、デメリットもあわせてご紹介したい。
メリット①F値が小さい
F値が小さいレンズは
「明るいレンズ」とも呼ばれている。
・単焦点レンズの場合、F2.0以下
・ズームレンズの場合、F2.8以下
が明るいレンズである。
レンズに
「50mm F1.4」「35mm F1.8」
などと記載してあるが
「50mm F1.4」なら最小F値が1.4
「35mm F1.8」なら最小F値が1.8
最小F値が小さければ小さいほど明るいレンズとなる。
メリット②ボケやすい
明るいレンズは
被写体の背景を大きくボケさせることができる。
これにより、被写体の存在を主張できる。
メリット③暗い場所でブレにくい
暗い場所ではシャッタースピードが遅くなる。
シャッタースピードが遅くなるとブレやすくなる。
F値を小さく調整すると、
シャッタースピードが早くなり、ブレにくくなる。
それでもブレる場合はISO感度を上げたりする場合もある。
※ただしISO感度を上げすぎるとノイズが発生してしまう。
メリット④画質が良い
単焦点レンズは
ズームレンズに比べて画質が良い。
理由はレンズの構造にある。
ズームレンズはレンズの構造が複雑で、
単焦点レンズはシンプルである。
レンズの中にある
ガラスの枚数がズームレンズより少ない。
ガラスの枚数が少ない窓から眺める景色のほうが
綺麗に見えるようなものである。
デメリット①ズームイン・ズームアウトができない
単焦点レンズはズームイン・アウトができないため、
被写体を大きく撮影したければ、被写体に近寄り、
被写体を小さく撮影したければ、被写体から離れないとならない。
自分の足で動き回らないとならないため、
体力が必要となるシーンがある。
デメリット②シャッターチャンスを逃す場合がある
単焦点レンズで撮影中、
遠くのほうに珍しい鳥が飛んでいたり
木に止まっていた場合等、
ズームレンズに交換してる最中にどこかへ行ってしまった…
なんて場面がある。
とはいえ、単焦点レンズは魅力的なレンズであることは間違いないので
ぜひオススメしたい。
では単焦点の魅力である、
ボケを表現した写真を見ていこう。
中央の白い花にピントを合わせて撮影した。
使用レンズは
FUJIFILM
フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
写真
◆F1.4で撮影(使用した単焦点レンズの最小F値)
前後の花が大きくボケて、被写体が目立つ。
◆F4で撮影
前後の花が薄っすらと見えてきた。
◆F10で撮影
前後の花の輪郭も強まってきた。
被写体の存在が目立たなくなってきた。
◆F16で撮影(使用した単焦点レンズの最大F値)
全体的にクッキリし、
色とりどりの花が見てとれる。
◆F1.4で撮影
おまけの一枚。
綺麗な花をメインに、昼下がりのお洒落なカフェを撮影。
◆F1.4で撮影
パンケーキを撮影。
フワフワのパンケーキが表現できた。
コーヒーカップも綺麗にボケている。
~あとがき~
やはり綺麗にボケる単焦点で撮影すると楽しいですね。
被写体に近づいたり、離れてみたり。
といった作業も単焦点レンズの魅力のひとつに思います。
各カメラメーカーでは標準レンズキット、
ダブルズームレンズキットで売り出してることが多いですが、
個人的には
カメラ本体と単焦点レンズを購入することをオススメします。
そのほうが写真が楽しくなると思います。
以前、他のメーカーの
最小F値3.5の標準ズームレンズを使用していました。
そのレンズでもボケるのですが
F1.4の単焦点レンズでぼかせてみると、
あまりの綺麗なボケに感動しました。
FUJIFILM
「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」は
富士フイルムユーザーの間では
「神レンズ」と呼ばれるほど、
綺麗な描写・美しいボケが大変素晴らしいです。
チェック!
僕は富士フイルムユーザーです。
使っているカメラはFUJIFILM X-T2です。
とにかく発色が素晴らしく、
カメラ業界でもトップクラスだと思います。
昔ながらのフィルムカメラのような外観もカッコイイ。
カメラについても別の記事でご紹介できたらいいなと思います。
では、また。